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出島

出島は、鎖国をしていた時代に、日本で唯一ヨーロッパの文物や知識がもたらされた場所でした。

wifi利用可

 出島は、寛永13年(1636)、ポルトガル人によるキリスト教布教を禁止するために徳川幕府が築いた扇形の人工の島です。
 それまで市中に暮らしていたポルトガル人たちは出島に閉じ込められ、日本人との接触は厳しく制限されました。
 出島完成からわずか数年後、寛永18年(1641)には幕府の命令でポルトガル人は国外退去となりました。
 空き家となった出島に移転したのが、平戸(現長崎県平戸市)でオランダ人が貿易を行うために設置していた、和蘭商館(オランダしょうかん)です。
 その後、218年間、出島は“鎖国期に唯一ヨーロッパに開かれた窓”としての役割を果たしました。
 現在出島では、最終的には四方を水路で取り囲む出島本来の扇形の「出島」が浮かび上がる史跡「出島和蘭商館跡」復元整備計画に取り組んでいます。
 発掘などの調査をもとに19世紀初頭に出島にあった建物が続々と復元されており、江戸時代の出島の様子をご堪能いただけます。 

情報

名称
出島
住所
長崎市出島町6-1(出島総合案内所)
電話番号
095-821-7200  
営業時間
8:00~21:00(ただし20:40までに入場) 
定休日
年中無休 
アクセス
出島電停から徒歩約1分。大波止バス停から徒歩2分。
路面電車/長崎駅電停から崇福寺行きに乗車し、出島電停まで約5分。
長崎バス/長崎駅前南口バス停から田上、茂木行きに乗車し、大波止バス停まで約4分。
車/長崎駅前から約3分。 
問合せ
出島総合案内所 095-821-7200 
料金等
大人510円 高校生200円 小・中学生100円 

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